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イニシエーションラブ 小説 映画 感想

皆さんこんばんは、

全く人気の無いコーナー読書感想がやってきました。

 

今回は 乾くるみ 先生の

イニシエーションラブです。 

※作者 女性の様な名前ですが、おっさんです

ネタバレはないので安心して読み進めてください

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

 

映画化もされたミステリー本です。

普通に読むと青春小説です。どこら辺がミステリーなのかさっぱりでした

ちなみに途中ヤル描写が多く官能小説かと思いました。

 

読書のきっかけとしてはミステリー好きなら読んでおけ的なレビューがあったので手にしたんですが、描写も読みやすくてすいすい読めてしまいます。

 

行きの電車、会社の昼休み、帰りの電車、自宅で1時間程度で読破してしまいました。

こんなにすいすい読めたのは初めてだったと思います。

裏表紙にあった”最後の二行で全く違った物語に変貌する”

っていう売り文句は本当でした。

 

とりあえず読んで損はなかったです。同僚にも勧めましたが好評でした。

時代が1986年前後なので作中で出てきた単語では半分もわからなかったです。

  • 十角館の殺人
  • カードの残り度数
  • 花金
  • カセットテープ

これらは何とかわかりました。

 

そのためこの本は40代の半ばから50歳に近い人が読んだら相当懐かしくて面白いんじゃないでしょうか。

 

また作中の章のタイトルが昔の曲なんですね。

side-A

  1. 揺れるまなざし (小椋佳)
  2. 君は1000% (1986オメガトライブ)
  3. Yes-No (オフコース)
  4. Lucky Chanceをもう一度 (C-C-B)
  5. 愛のメモリー (松崎しげる)
  6. 君だけに (少年隊)

side-B

  1. 木綿のハンカチーフ (太田裕美)
  2. DANCE (浜田省吾)
  3. 夏をあきらめて (研ナオコ)
  4. 心の色 (中村雅俊)
  5. ルビーの指環 (寺尾聰)
  6. SHOW ME (森川由加里)

これらの曲を知っているならきっとドストライクでしょう。

 

ちなみに映画も観ましたがそれぞれのパートのBGMが流れます。

すごく良いです!映画も楽しめると思います。

 

映画では本と同じ様に終わらせたらほぼ全員が???になるところ

しっかり解説編があるので親切です。

小説を読んでからいまいちわからなかった人は映画を観ると良いでしょう。

 

内容を全く知らない妻と観ましたが、

痩せた鈴木マジでゲスの極みなんですけど(プンスカ

って怒ってました。確かにside-B(後半)の鈴木はカスです。

 

というわけで小説も映画も良かったので是非楽しんでください。

 

同じ人が書いたこの本も実は最後のオチに驚かされます。

大体ブック〇〇に置いてあるので是非読んでみてください。

カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)

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