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【読書感想文シリーズ】秘密 東野圭吾

ドラマや映画にもなってる秘密を読みました。

秘密 (文春文庫)

 

せっかくなので 読書感想文的に紹介していきたいと思います。

まずは読んだきっかけとしては、東野作品は何冊か読んだのですが、手紙がかなり良かったので、有名作の秘密を読もうと思いました。最後の方でどんでん返しが多い東野作品今回も期待して読みました。是非行ってみましょう。

 

ネタばれも含んでいるので、これから読む人は注意してください。

 

総括としては 

親子愛と夫婦愛が一度に楽しめる作品で大満足です。

 この作品是非家族がいるお父さんに読んでほしいですね。

そして娘がいればなお良いです。

 

さて以下ネタバレ

 

このストーリーのあらすじ

妻直子と小学五年生の娘の藻奈美を乗せたバスが事故で崖から転落してしまう。妻の葬儀の夜に意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な”秘密”の生活が始まった

 

事故当初は5年生だった娘が中学受験、高校受験とどんどん成長していきます。直子の魂が宿った藻奈美は勉強と部活を頑張って行きます。高校生になるとテニスサークルの男子から電話が着て父の平介はもやもやしてしまいます。

 

高校生のあたりは夫として直子を病気と思えるほど心配する描写が印象的です。盗聴器もどきを仕掛けて、ある日男子からのクリスマスに誘いを聞いてしまいます。

 

この辺りは夢中であっという間読んでしまいました。

 

「世界が違うんだよ」と言い放ち連れ帰ってからの藻奈美(直子)の心は病んでしまったところはやり切れない思いでいっぱいです。

その後の平介の「長い間苦しめて悪かった」という言葉には夫としての覚悟が感じられ潔かった。

そして突然藻奈美の意識が戻って、直子の意識との共存する生活が始まります。

 

だんだんと藻奈美の意識の割合が増え、そして直子との別れがやってきます。初デートの場所で直子は意識は完全に姿を消す事になる。ついに直子はいなくなってしまった時の喪失感といったら涙ものです・・・

 

その後は藻奈美は結婚することになるが

 

 

前半の直子との秘密の話を藻奈美が知っていた、

つまりずっと直子のままだったのだ。

 

そこでそんなそうきますか!!!

やっぱりきました大どんでん返し。

 

最後はすっきりと終わらせてくれました。ドラマも見てみたいです。

ドラマは高校生になった後からの話のようですね~

 

読書っていいものですね。まだまだ積み本がありますのでどんどん読んでみます。

 

以上