俺的備忘録Z

デジタル物で128倍素敵な生活

【読書】東野圭吾作品を読んでみた。宿命、ある閉ざされた雪の山荘で

最近は2冊読んだのでさっそくレビューをしてみようと思います。

 

1 宿命

簡単なあらすじ

勇作は初恋の女性と心ならずも別れなければならず、その後警察官になった。事件の容疑者の一人は学生時代ライバルだった男で医者となっていた。

さらに勇作の初恋女性の夫となっていた。刑事と容疑者の幼馴染の宿命の対決

その裏にはなんとも意外な結果が待っていた!!!

 

宿命 (講談社文庫)

宿命 (講談社文庫)

 

 

ミステリっぽいので読んでみましたが大変面白かったです。

殺人事件を解決させて終わりというわけではなくそこに深く絡んだ伏線が大変良くできていました。

読み終わった後に読み返してみるとうおおおーーってなります。

 

読んだ東野作品の中でもかなり良かった部類です。

 

amazonプライムサービスで映画が無料版 宿命を観ましたがいまいちでした。

ずいぶんとトリックや人物の関りが簡略化されていました残念…

とりあえず原作は最高です。読んでおいて間違いないです。

 

 

 2 ある閉ざされた雪の山荘で

簡単なあらすじ

 

amazonより

1度限りの大トリック!
たった1度の大トリック!劇中の殺人は真実か?
俳優志願の男女7人、殺人劇の恐怖の結末。

早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!

 

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

 

 

 宿命よりはあっさり読める内容になっています。

舞台は豪雪山荘という設定にして舞台稽古を行いますが、次々人が消えて行きます。大掛かりな芝居なのかそれとも本当に殺されてしまったのか。最後の最後まで分かりません。

読者は途中違和感みたいなのを感じると思います。最後の最後にその違和感がすっきりします。そういう事だったのかと、何気ない一言があるんですがそれがまさに衝撃です。

 

今回紹介した二作品とも最後の方で衝撃の一言があります。絶対に先を読まずに楽しんでもらえたらと思います。

 

それでは良い読書ライフを!